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市長選挙が終わりました。
新しい市長は三たび矢田たつお氏となりました。
(変な日本語。。。)
私は開票が閉め切られて以後、
テレビとインターネットで速報を待ちました。
テレビでの市長選に関する番組は
NHKで21時49分から1分間(20時台にも1回)、
サンテレビで23時から30分間だけで。
(投票率31.5%という盛り上がりに欠ける選挙で
ありましたがテレビ報道までも同様の雰囲気で
いいのでしょうか。150万都市の首長選挙ですよ。。)
ようやく22時40分に現職矢田たつお氏に
当選確実がうたれました。
神戸は変わる必要がなかったのでしょうか?
結果は
矢田たつお 164,030
樫野たかひと 156,178
松田たかひこ 61,765
投票率はわずか31.5%という結果でした。
みなさんはどのようにこの選挙結果を
考えられたでしょうか?
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以下ハシケンの私見
まずもって矢田市長にご祝福申し上げたい。
「ご当選おめでとうございます。
心よりお祝い申し上げます。」
これからの市政運営にひきつづき全力で
とりくんでいただきたい。そう願うばかりだ。
さて、矢田市長と新人樫野氏との差はわずか
8,000票だった。
大激戦である。
NHKは21時までは樫野氏優勢と報道していた。
某新聞の記者はふたを開けなきゃわからんと
言っていた。
誰にも結果を予想できない接戦だったのだ。
私は非常に有意義な選挙だったと思う。
市政運営に必然と変化をもたらす結果となったからだ。
矢田市長が「16万の市民の信任」を背景に
いままでの政治を継続することは非常に困難となった。
「21万の不信任」を無視することはできないからだ。
樫野氏を支持していたとある議員が言った。
「ラグビーにはノーサイドという言葉がある。
選挙は終わった。ノーサイドだ。今日から市長と
また真摯に議論する。」
公明党の関係議員は新聞取材にコメントをした。
「ゼロベースで対応する。」
さきのブログにも書いたが、本来の議会のあるべき姿が
このコメントに集約されている。
いままで矢田市長を支持してきた各会派も
いままで以上に厳しく矢田市政と対峙していかなければ
ならない。
それが市民が示した投票結果であり、そのメッセージは
候補者だけではなく、我々議会にも向けられたものなのだ。
わたしはそのメッセージを重く受け止める。
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ハシケンの私見その2
ここでは本当は選挙前に書きたかった内容を記す。
各候補のマニフェスト・人物に対するハシケンの私見である。
○矢田たつお氏について
私の議会活動の対戦相手であり、その主張・性格は
ある程度分かっている。
矢田氏は市職員の出身であり、豊富な行政経験からして
市政運営に混乱をきたすような不安は一切ない。
行政のプロだ。
評価すべきは自らが役所出身でありながら遂行(すいこう)
してきた行財政改革である。
4000人の職員削減、市債残高6000億円の削減。これは
素晴らしい取り組みである。
一般市民である私には理解できないほどの苦悩の末
断行されてきた成果だと思う。
しかし、我々自民党会派はさらなる行財政改革を主張して
おりその余地は多分にある。
27年度までに職員をさらに10%削減、外郭団体を10団体
削減するとあるが、数値目標はもちろんだが、
その内容に注視していきたい。
現職候補ということもあり、求められるものは大きい。
自らが行ってきた政策に対する批判には対応
しなくてはならない。
もう後戻りは不可能かもしれないが今回の選挙において
他候補の論点にもなっていた「市民病院移転」はもっと
議論したかった。
議会人は別として、市民の誰に聞いても移転してほしいと
いう人に出会ったことがない。その政策がトントンと
進んでいくことに違和感を覚える。
神戸に人を集めるようなイベント施策は弱い。
ビエンナーレに年間3億を費やして、その効果は必ず
検証しなければならない。議会で激励意見こそあれ、
賛成意見をほとんど聞かないがこのまま進んでしまうのか。
そして、私が最も求めるものは神戸の子供たちに
してあげられる教育政策。
教育執行機関は市長から独立した組織であり、市長に
その教育政策の権限はない。
そんなことは百も承知で私は問うてきた。
教育長も教育委員もみな市長が任命するのだから、
そこに市長の思いが込められなければならない。
人間教育の充実、部活動の充実、科目教育の充実、
その結果がでる積極的政策が市長から提案される
日を心待ちにしている。
言いたいことは尽きないが、続きは議会で。
これからも神戸市民のため全力を尽くしていただきたい。
よろしくお願いします。
○樫野たかひと氏について
この方は私の高校の先輩であり、非常に興味があった。
彼が出馬するという噂は以前より聞いており、
私は一度お話を聞いてみたかった。
投票日までに彼と会ったのは三回。
彼の教育フォーラムで名刺交換をしたこと、
高校の同窓会でお会いしたこと、
市長選挙への思いを尋ねたことの三回である。
さて本題に入ろう。
私の感じた印象。
46歳の樫野氏に対して29歳の私が言うのも失礼な話だが、
若くてエネルギッシュな方だった。
直球でお話をされているのだろう。
「私は神戸を変えたい。
賛同してくれる方には応援してもらいたい。」
私が議員に出馬したときと同じ気持ちだ。
彼に聞いたことがある。
なぜ民主党に推薦依頼をだされたのか?
答えは「脱官僚・脱箱物・地方分権など政策が近い。」
とのことだった。
いまだから少々記述させていただくが、
神戸市には官僚はいない。(正確には数人いるが。)
市長はもちろん官僚ではない。
役所出身であるということを批判したいのであれば
「脱官僚」という言葉はあてはまらない。
地方分権というが、民主党の政策を完全に遂行されれば
地方の財源がかなり制限されてしまうが言及されていない。
また当初は彼のマニフェストに行財政改革について
触れられておらず、
そのあたりは自民党の若手議員の間でも懸念していた。
民主党の支持母体の一つに市職員の組織がある。
行財政改革にたちはだかるもっとも厚い壁である。
中央では脱官僚のイメージを全面にだす民主党だが、
地方では脱役人からもっとも遠い民主党であることを
ご存じでなかったのかしれない。
また、結果論だが「新社会党」や「神戸再生フォーラム」
からの支持を取り付けた経緯や、それを断った経緯など
右往左往されたことはマイナスだったかもしれない。
一方提示された政策は私は高く評価している。
映画祭の誘致、敬老パスのフリーパス制の導入
市民病院移転の再考など。
民間出身、イベントプロデューサー出身ということもあり
そのアイデアは高く評価できる。
神戸を楽しくさせるという視点は市民も評価したことと
思う。
また、私が一番応援したかったのは彼の教育政策への
取り組みである。
「夜スペ」で有名な藤原和博先生(大阪府特別顧問)の
「学校支援地域本部事業」や「よのなか科」、
「民間人校長登用制度」の導入など
私が神戸に持ち込みたい政策を全面的に主張されていたこと。
これには大いに期待を寄せていた。
なによりも「変化」を望んだ神戸市民の受け皿としての
出馬の意義は非常に大きかった。
本当にお疲れさまでした。
○松田たかひと候補について
正直なところ、共産党公認というだけで
アレルギー反応がでた有権者も多かったのではないか。
近年は自民党アレルギーというのも流行しているが。
私は松田氏と面識がないので失礼があるといけないので
深い記述はやめておく。
マニフェストについてみると、空港廃止はやりすぎかな。
病院移転凍結、これはおもしろいかな。
敬老パスの無料化復活。可能かなぁ。。
無駄遣いをやめる。それは大事だ。。
ときに共産党の政権に対する批判は、
理解を超越することが多いが、問題点を露呈するという
役割は非常に大きいと思う。
今回、松田候補が出馬していなければ樫野氏が。。。
という話も聞くが、
考えるに値しない話だとして、聞き流しておく。
これからも共産党としての主張をしっかりと
していただきたいと思う。
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うわぁ、、、
乱文で長文ですみません。
ただ感想を言いたかっただけです。
お許しください。
また市長選がらみの話はさせていただきます。
そう、市役所の上層階にカメムシが大量発生しています。
なぜ??
知っている人がいれば教えてください。
ここ、28階ですよ!!!!
今日は神戸市長選挙の投開票日です。
みなさんはもう投票に行かれました
でしょうか?
私の願いは、多くの市民の声が反映
される市政運営がされる候補者に
当選してもらうこと。
そして、多くの市民が参加したといえる
高投票率の選挙となることです。
←私は午前中に投票に行ってきました。
ある候補者は行財政改革の成果を主張されました。
ある候補者は神戸は変わると主張されました。
ある候補者は無駄遣いをやめると主張されました。
みなさんはどの候補者に思いを託されたのでしょう。
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以下ハシケンの私見。
今回の市長選挙は私にとって非常にもどかしい選挙だった。
ご存じのように、現職矢田市長が民主単独推薦を受けるという形で
始まった選挙戦だった。
いままでの神戸市政は俗に言う「三党相乗り」の市政運営がなされていた。
自民党も民主党も公明党も現職市長を支持してきたわけだ。
過去の選挙も自民・民主・公明が推薦をだして選挙を応援してきた。
そういった意味で、あいのり選挙ではなくなった今回の選挙は
新しい枠組みで行われた初めての選挙といっても過言ではない。
その経緯なかで、衆議院選挙の敗北もあって
現職は自民党の推薦ではなく、民主党の推薦をうけることを選択されたようだ。
私も多くの自民党支持者からお叱りを受けた。
「自民党も舐められたもんや。」
「市長も節操ないのう。」
「おまえは誰を支持するんや。」
私は思う。
何度も言ってきたが、地方政治は政党政治ではない。
二元代表で行われる地方議会に与党も野党もない。
元来、市長は議会の推薦を受ける必要はない。
市民の代表であること、それだけが大事なのだ。
元来、議会は自らを与党野党と色付けするべきではない。
市民の代表である市長が、その強大な権力を用いて
暴走することを歯止めすること。
そして時に、市長に政策を提案することに没頭すればそれでいい。
今夜決まる新しい市長は、ただ粛々と市民の負託にこたえるために
仕事をし、議会はそれを真剣にチェックすればいい。
議会の単独過半数を占める会派が存在しない神戸市会において、
客観的に「あいのり」の市政運営が行われることは免れない。
「あいのり」という言葉は「市民共闘」という言葉に置き換えるべきであり、
批判の対象になるような「馴れ合い」の市政運営からの脱却だけが
求められるのだ。
だから、私はすべての人に言う。
だれが市長になろうとも、基本的には市長を支持する。
それは、市民が選んだ市長だからである。
私は自らを与党や野党だと色付けすることはない。
ただ、是々非々の議論をしていきたいだけだ。
だから新しい市長には要望したい。
選挙の過程にかかわらず、我々議会人を色分けすることだけは
やめていただきたい。
ともに力を合わせ市民のための神戸をつくっていこうと。
すべては今夜決まる。
私も政治家の気質になってきのだろうか。
たまらなくドキドキしてきた。
実は市長選挙が終わるまでブログの書き込みはやめようと思っていたんです。
でもやっぱりかきますね。
公職選挙法っちゅうのがあるおかげでブログで意見表明ができないのが
残念ですが、きっと大丈夫であろう話をさせていただきます。
今回の市長選挙は
松田隆彦氏(50歳・新人・共産党公認)
矢田立郎氏(69歳・現職・無所属・民主党推薦)
樫野孝人氏(46歳・新人・無所属)
三候補の戦いとなっております。
それぞれについて詳しく書くことで、差がついては困りますので書きませんが
三候補の主張をしっかりと新聞やネットで調べていただいたうえで
みなさんは今週末の10月25日(日)に必ず投票に行ってくださいね!
※灘区では市会議員の補欠選挙もありますよ!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
さて、ここからがハシケンの私見です。
神戸市長選挙の投票率をご存知ですか?
前回 2005年 30.23%
前々回 2001年 38.14%
その前 1997年 45.04%
その前 1993年 20.43%
みなさんがどのような感想を抱かれるかはわかりませんが
私の感想は
「どっしぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」
低すぎませんか?
たしかに国政選挙のようにマスコミが盛り上げるわけでもないし、
なかなか選挙があることすら忘れてしまう状況ですよね。
私はまだ議員になって2年半しか経っていません。
この間、自分の選挙・参議院選挙・知事選挙・衆議院選挙と
選挙活動に携わってきましたので「選挙」をつねに肌で感じていました。
選挙カーが近づけば耳を傾けますし。
候補者が何を言っているかしっかりと聞きとりますし。
しかし、今回の市長選挙は選挙活動に参加していないためか
選挙とは縁のないごくごく普通の人の感覚がよくわかりました。
「あれ?いまって選挙なん??」
選挙カーが来てもよほどじゃないと名前は聞き取れないし、
そもそも候補者の体は1つしかないわけで、なかなか出会う機会はない。
選挙公報以外の広告物が投函されるわけでもないし。
当然、どの候補者がどんな考えなのか。
新聞をみてみると、みんないいことを言っている。
じゃ、誰にやってもらっても同じじゃん。
行かなくていいじゃん
(もちろん私は1人を除き候補者と面識がありますし、
どのような方でどのような政治をされてきたのか、あるいは
されたいのかは理解していますので判断はできますが。)
仕事が議員である私ですらこんな感覚が理解できるわけですから、
選挙に特別の興味を持たない一般的な人からすれば
ほぼ「無」に近い感覚なんでしょうね。
一方で候補者の立場にもなったことがありますのでその感覚を。
選挙はえげつないぐらい体力を使います。
一分一秒を無駄にできないので常に走り回っています。
どれだけ朝の駅立ちをしようが、街宣車に乗ろうが、
街頭演説をしようが、ほとんどの有権者とは顔を合わせることすら不可能です。
命がけで選挙を戦うのですが、その思いを伝えることすらままならないのです。
ですから、タレント候補というのはすごい。
ほとんどの有権者と一方的ではあっても顔を合わせているし、
有権者からしても知らない人よりも安心できる。
メディアの力は偉大です。
おっと話が外れてしまいました。
どうすれば選挙に興味がもてるのか。
いちばん簡単な方法をお教えいたします。
自らが選挙に参加することです。
立候補すること。
ウソです。それはもちろん大事なことですが誰にでも
できるわけではない。(仕事や性格や家庭の事情もあるでしょうから。)
特定の候補者の応援ボランティアとして参加してみることです。
一度でいいですから。
ビラをまく。駅頭に立つ。街宣車に乗る。
そうすれば今後の人生において選挙が急激に身近に感じると思います。
興味がでれば候補者の主張をゆっくりと聞き取り
理解することができるかもしれません。
今回の選挙は市長を決めるわけですから、非常に重要な選挙です。
ちなみに期日前投票の出足から予想される
今選挙の投票率は32〜34%程度とのことです。
3人に1人の声しか反映しない選挙の結果が
はたして市民の声といえるでしょうか。
必ず投票に行ってください